さて今回は「遺産分割」について考えてみたいと思います。

まずおさらいですが法定相続分について

1.配偶者は常に相続人

2.子がいる場合は子が2分の1、配偶者2分の1(第一順位)

3.子がいない場合は親が3分の1、配偶者3分の2(第二順位)

4.子も親もいない場合は兄弟姉妹が4分の1、配偶者が4分の3(第三順位)

簡単に書くとこんな感じです。

順位が上の方が優先されますので子も親も兄弟姉妹もみんないる場合は配偶者と子だけが相続人です。配偶者と子が3人いれば配偶者6分の3、子は各6分の1づつとなります。

この辺は他のサイトでもいっぱい出てると思いますのでそちらをご参考にして下さい。

さて、ここからが本題です。話を「不動産の相続」に限ってすすめていきたいと思います。

この上記の法定相続分ですが、よく「このとおりに分割しなければならない。」と考えている方がいらっしゃって私的には「????」となるケースが非常に多いのです。

「不動産は分割出来ない」

基本的に不動産は分割出来ないと考えましょう。

一筆一棟の不動産を兄弟姉妹で相続するケースは非常に多くあります。おそらく法定相続分を意識しての事でしょうが、一つの不動産を生活がバラバラになっている成人し各家庭を築いた兄弟姉妹が保有する場合は相続後のトラブルが非常に多いです。

キレイに分割出来るような不動産ならまだしも、ほとんどの場合は単純に持分共有により保有するケースが多いと思われます。

いくら普段は仲の良い兄弟姉妹でも成人して家庭を持てば生活はバラバラですし、個々人で経済状況も変わってきます。

共有不動産の場合は一人が不動産を売却したいと考えても、もう一人が売却に反対すると売買は出来ません。

不動産の共有は配偶者までに留めておくのが良いでしょう。(配偶者との共有でも離婚等の場合には問題になります。)