長く不動産屋をやっていると時々いわゆる「自殺物件」や「火事物件」に出くわす事があります。

こういった不動産を「買い取って」と言われると多くの不動産屋さんはビビッてしまって大概お断りをされるようだけど、うちでは条件次第で買い取ってます。

ある統計によると「自殺物件を気にしますか?」と言う質問に約1割程度の人が「全然気にしない」と答えています。

もちろん私もそんな物件を買い取るくらいだから全く気にしません。人はいつか必ず死ぬんです。そんな事気にしてたら病院に入院も出来ませんよ。あなたが入院しているそのベッド、いったい何人の方が亡くなってるんでしょうかね( ゚д゚)

嫁さんに言うと自殺と病死は違うと言いますが、何?自殺だと出るの?何が?幽霊?オバケ?怨霊?

なんじゃ、そりゃ。そんなもん居るんならオレの前に連れて来いって(# ゚Д゚)

って言うか生きてる人間の方がよっぽど恐いし〜。

ただし殺人事件や火事になると良く調査しないと「治安の悪い地区」と言う評判がたったりしてるからね。

東京近郊の大都市圏に行くとそういったいわゆる「訳有り物件」専門の不動産屋さんもあるらしいから…。人々の意識も変わってきたのか、あるいは背に腹は変えられないのか…。

さてこう言った「訳有り物件」の気になる相場はいったいどのくらい?

当然、私たち不動産業者は告知義務がありますから、必ず「これは過去に自殺があった物件です。」と告知しなければなりません。うちの場合は後々トラブルになるのも嫌ですから、そんな物件の場合はご案内前にはもちろんですが契約書や重要事項説明書にも書き込んでいます。

それでも安ければ購入希望者は居ます。ただし前述のとおり対象マーケットは通常の10分の1です。しかも家族全員がその10分の1に該当しないとまず成約にはなりません。うちみたいに「私は大丈夫だけど妻が反対。」とか「私は大丈夫だけど親が反対。」と家族が多いとどんどん対象者が減っていきます。

と言う訳でだいだい相場の半額ぐらいまで落ちてしまいます。(経験則)

全然気にしない人にとっては相場の半値で不動産が買えるんです。

これって超お買い得?



事故物件に住んでみた!
森 史之助
彩図社
2012-01-31